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​ABOUT

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YUKUHATO|ゆくはと

本協会名「YUKUHATO」は、立ち上げメンバー4名の頭文字からつけました。私たちの決意と団結を表すとともに、鳩(はと)のロゴマークにも大切な意味を込めました。

鳥は自由と幸運を象徴すると言われます。「はと」のロゴマークは、それぞれ異なる領域にいた私たちが、自由な発想と幸運な出会いからこの協会を立ち上げるまでに至った喜びを表しています。そして、平和や良い知らせの到来を意味することから、

ロゴマークに「白いはと」を選びました。わたしたちは、本協会があらゆる場所に心の平和(平穏)や健康、そして幸運を届けることができる活動を継続していくことを願い、「ゆくはと」と名付けました。
 

*LOGO designed by Ricco.Co.

MISSION

医療系の教育現場では、模擬患者(Simulated patients :SP)とともにコミュニケーションなどを学ぶ機会が増えてきました。臨床現場に出る前の医療系の学生さんにとって、SP参加型学習は、自身の経験を培う機会となります。それは患者さんの安心にもつながっていきます。

本協会は、SPとして訓練を受けたすべてのメンバーが「プロの役者経験がある」ことが特徴です。これまでにない模擬患者の団体です。役者それぞれの「演じる」スキルを生かすため、標準模擬患者 (Standardized Patient)ではなく、個人の特性や状況に応じた気持ちの変化を認めた自由度の高い模擬患者(Simulated patients)として活動を行うことにしました。

本協会の構成は、医療者と役者で組織されています。代表が率いる医療者メンバーは、看護の教育に携わっているため、臨床現場に赴く前の学生に必要な教育ポイントを抽出し、その点を反映させ模擬患者の育成を行っています。そのため、医療系の教育の現場における求めに応じた模擬患者の育成を臨機応変に対応することができるのも本協会の強みです。

本協会を立ちあげるきっかけは、4年間の模擬患者の育成とその経験が基盤となっています。立ち上げメンバーは、聖路加国際大学の周産期看護学において、産後の女性として演習に参画した経験を持ちます。その際、演習中の学生さんの反応と、その後の実習中にポジティブな影響が確認できたため、このような機会は、多くの教育現場に有益ではないか、と確信しました。

実際、出生数の低下から、産科領域での実習の実施が難しくなっており、産後の女性に出会うことが難しくなっている現状があります。そのため、学生さんが演習で模擬患者とともに学ぶことは必要な経験であり、医療者の育成の一助となると考えました。

現在、私たちは周産期(出産を中心とした時期)に焦点を当て、模擬患者と共に活動を行っています。今後は、女性のさまざまなライフステージに対応した模擬患者協会としての成長を目指します。そして、女性だけではなく、多様な模擬患者の育成も視野に入れたいと意欲を持っています。

さらには、本協会メンバーのそれぞれのスキルを生かし、保健医療の環境の向上を目指した活動も行っていきたいと思っております。

医療者を目指すすべての学生さんの育成のため、そして、よりよい医療環境つくりに貢献するために、本協会を立ち上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

                                                                       2020年7月

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